
代表弁護士 喜納 直也先生
「グッドカンパニー」を増やすことをめざして、医療・ヘルスケア領域を中心に、さまざまなリーガルサービスを提供するG.C FACTORY。
学生時代から「情報収集はAIが担う時代がくる」と考えていたという同所の喜納直也先生が、リサーチ業務の効率化のために選んだのが、Legalscape(リーガルスケープ)でした。
新規事業のレギュレーション調査のように、複数の法分野が絡み合った複雑なリサーチを効率化するために、Legalscapeをどのように活用しているのか。AIはリサーチ業務を、どのように変えていくのか。お話を伺いました。
弁護士法人G.C FACTORY
業種
法律事務所
法務人数
1人
従業員数
1~20人
この記事のポイント
リサーチAI機能によって、リサーチ業務にかかる時間が体感で半分以下に
文献も判例もシームレスに検索できるため、業務の負担感も軽減
地方に拠点を構える個人事務所でも、迅速かつ質の高いリサーチが実現
――御所の強みや特色を教えてください。
喜納先生:当所は医療・ヘルスケア領域に特化した法律事務所です。なかでも取り扱いが多いのは、医療法人・医療機関のM&Aや事業承継で、毎年10~20ほどの案件に携わっています。
また、ヘルスケア領域を中心に、新規事業のレギュレーション調査やスキーム構築を担当することも少なくありません。そのほかにも、企業や経営者のみなさまからのさまざまなご依頼に対応しています。
――リーガルリサーチにおいてはどのような課題を抱えていたのでしょうか?
喜納先生:特に苦労していたのが、新規事業のレギュレーション調査のように、複数の法分野が絡み合った案件です。書籍や判例など、さまざまな文献に点在する情報をつなぎあわせて全体像を構築していかなければならず、それにはどうしても手間と時間がかかってしまいます。そこに一番の課題を感じていました。
――そんななかで、Legalscape(リーガルスケープ)に注目された理由を教えてください。
喜納先生:学生の頃から、漠然と「将来はAIが必要な情報を探してくれる時代がこないだろうか」と考えていました。実際に、現在も生成AIを日常的に使っていますが、そうした一般的なAIツールをリーガルリサーチに使用するには、ハルシネーションのリスクが大き過ぎます。
信頼性の高いAIを搭載し、さまざまな文献を横断的に検索できるツールはないだろうか。そう考えているときに出会ったのがLegalscapeです。まずは一度試してみようと思い、すぐにトライアルに申し込みました。
――実際にLegalscapeを利用してみて、いかがでしたか?
喜納先生:まず驚かされたのが、リサーチAI機能「Watson&Holmes(ワトソン&ホームズ)」です。実は別のリサーチAIツールも検討していたのですが、生成される回答の質もプロンプトの理解力も、「Watson&Holmes」は他を圧倒していました。根拠となる文献にワンクリックでアクセスできるので、AIの答えが適切なのかを容易に「裏取り」することもできます。
また、「D1-Law.com 判例体系」と連携した、判例検索機能も魅力的でした。判例データベース自体は以前から利用していましたが、キーワード検索だけでは必要な情報まで、なかなか辿り着けないこともありました。
それがLegalscapeを使えば、AIがこちらの意図を汲み取って関連性の高い判例を即座に示してくれます。まさに私が長年待ちわびていた機能そのもので、導入の強い決め手となりました。
――現在は具体的に、どのようなシーンでLegalscapeを利用していますか?
喜納先生:日々のあらゆる業務でLegalscapeを活用しています。たとえば、クライアントから新規のご相談を受けた際には、まずはこれまでの経験から、論点や方向性を検討します。その内容を裏付け、さらに多角的に検証するために、「Watson&Holmes」を使ってさまざまな情報を収集していくかたちです。
その上で、Watsonが提示してくれる文献のなかで、特に重要だと判断したものについては、Legalscapeで原文を深く読み込んでいきます。これによって以前よりも仮説検証のサイクルがはるかに高速化し、より深い分析フェーズへと迅速に以降できるようになりました。
――契約書などのレビューにLegalscapeを活用することはありますか?
喜納先生:もちろんです。契約書のレビューや法律意見書の作成といった、より詳細な分析が求められる案件では、特定の条項に関する解釈を裏付ける根拠を、網羅的に確認・補強するための手段としてLegalscapeを活用しています。
――ほかに御所ならではの活用方法があれば教えてください。
喜納先生:ブレインストリーミングの相手としても「Watson&Holmes」を利用しています。特に医療法はグレーゾーンも多いので、「このスキームの法的な弱点は何か?」といった批判的な視点で質問を投げかけることもあります。
このプロセスを経ることで、自身の分析に抜け漏れがないかを効率的かつ網羅的に確認し、より堅牢な理論武装が可能になりました。当所は私ひとりで運営する個人事務所なので、こうした「思考のパートナー」ができたメリットは、非常に大きいと感じています。
――Legalscapeの導入によって、リサーチにかかる時間はどれくらい削減されましたか?
喜納先生:あくまで体感ですが、リサーチの初動にかかる時間は、半分以下になったと感じています。以前は丸一日かかっていたレギュレーション調査のためのリサーチも、半日以内で終えられるようになったイメージです。
また、オンラインで幅広い文献にアクセスできるようになったことで、書店や図書館まで足を運ぶ時間が削減されたことも大きいですね。当所は2025年から、東京から長野へと事務所を移転したこともあり、そのメリットを実感しています。
Legalscapeがなければ、リサーチのためだけに東京の国会図書館まで赴かなければならないこともあったかもしれません。そう考えると、地方を拠点とする事務所にとって、これほど心強いツールはないと思います。
――リサーチの質についてはいかがでしょうか?
喜納先生:リサーチの網羅性は格段に向上しました。もちろん、以前から網羅性を高めることは意識していたのですが、従来の方法ではそのために一定以上の時間がかかっていたのが実情です。それがLegalscapeを活用することで、今までより短い時間で、以前と同等かそれ以上の質のリーガルリサーチを実現することができるようになりました。
リサーチにかかる時間が削減されれば、その分だけ検討や分析に時間を割けるようになります。結果的にクライアントに対しても、より迅速に、より高品質なリーガルサービスを提供できるようになりました。
――あらためて先生はLegalscapeに対して、どのような価値を感じていますか?
喜納先生:信頼性の高い法律書と判例データベースという二大情報源を、ワンストップかつシームレスに検索できる網羅性に、何よりも価値を感じています。Legalscapeさえあれば、判例や文献をワンクリックで行き来しながら、横断的にリサーチを進めていける。その利便性は、唯一無二のものです。
――今後Legalscapeに期待することがあれば教えてください。
喜納先生:まずはコンテンツ面のさらなる充実を期待しています。医療経営分野では、通達やガイドラインの改定が実務に大きく影響するので、法改正にあわせてさらに迅速に行政情報がアップデートされるようになれば、より安心して業務に活用できるようになるはずです。
リサーチAI機能の進化にも期待しています。特に、より複雑な質問を一度に投げかけられるように、プロンプトの入力文字数が増えたら、ありがたいですね。
――最後に、これからLegalscapeの導入を検討されているみなさまへのメッセージをお願いいたします。
喜納先生:弁護士にとってリーガルリサーチは、避けては通れない業務です。そしてどんな分野であっても、押さえておかなければならない論点は、数えきれないほど存在します。Legalscapeは、そうした情報を従来よりもはるかに効率的に収集することを可能にするツールです。
私のように地方を拠点とする個人事務所はもちろん、あらゆる弁護士にとってこの上なく頼りになる存在だと思っています。

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