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杜若経営法律事務所

杜若経営法律事務所

最適な判例やガイドラインを、AIが即座に示してくれる。杜若経営法律事務所がLegalscapeを選んだ理由

    パートナー 弁護士 向井 蘭先生
    弁護士 井山 貴裕先生
    弁護士 釋 英導先生

    50年以上にわたり一貫して使用者側の人事労務問題を専門としてきた杜若経営法律事務所。

    労働契約の作成・見直しから、不当解雇や労働条件をめぐる交渉、労使間トラブルの対応まで、企業の“人”にまつわる幅広い課題を支え続けています。

    そんな同事務所が、リーガルリサーチの効率化と精度向上を目的に導入したのが Legalscape(リーガルスケープ)です。

    リサーチAI機能や判例連携機能を、日々の実務でどのように生かしているのか。導入によって、働く環境や顧客との関係性にどのような変化が生まれたのか。労働問題のプロフェッショナルとしての視点から、その価値を語っていただきました。

    杜若経営法律事務所

    業種

    法律事務所

    法務人数

    11~20人

    従業員数

    21~50人

    この記事のポイント

    労働問題で重要になる「裁判例」のリサーチが格段に効率化

    リサーチの効率化で労働時間が減少し、顧客の満足度も向上

    AIリサーチ機能の活用で、対応分野の幅も広がった

    労働分野が複雑化するなかで、リサーチの負担も大きくなっていた

    ――まずは貴所の特徴や強みを教えてください。

    向井先生:当所は、使用者側に寄り添い、人事労務問題を中心にトラブル解決から予防法務までを支援する「使用者側専門の労働法専門法律事務所」です。

    クライアントは、従業員数が数万人規模の上場企業から、従業員10名以下の中小・零細企業まで幅広く、業種業界を問わず700社以上の企業に顧問サービスを提供しています。

    ――そんななかで、リーガルリサーチにおいては、どのような課題を抱えていたのでしょうか?

    向井先生:労働分野の法制度は、複雑化・多様化を続けています。法改正も多いため、通達やガイドラインのすべてを正確に把握することは、専門家であっても容易ではありません。

    一方で、私たちに相談を寄せられるインハウスローヤーや社労士の先生、ベテランの人事担当者のみなさまからは、回答の裏付けを求められることも多々あります。そうした際に必要となる裁判例や通達に、もっとスムーズに辿り着けないかと考えていました。

    井山先生:私は、文献へのアクセスに課題を感じていました。初動のリサーチで「この判例の解説は、あの文献に載っているらしい」とわかっても、それが必ずしも事務所の書庫にあるとは限りません。

    結果的に、図書館や書店まで足を運ばざるを得ないことも多く、それがリサーチ業務の非効率化につながっていました。

    釋先生:同感です。それを補うために、以前は他社の電子書籍サービスも利用していましたが、利用頻度の高い書籍が収録されていなかったり、コンテンツ面での物足りなさは否めませんでした。結局は紙の文献が頼りになってしまい、在宅ワークの際に困ることも多かったですね。

    どこからでも幅広い文献にアクセスできる環境が必要だと、強く感じていました。

    AIリサーチ機能の精度と判例連携機能が導入の決め手に

    ――そうした課題を解決するために、Legalscape(リーガルスケープ)をお選びいただいた理由を教えてください。

    向井先生:知り合いの弁護士の先生からの紹介で、まずはトライアルで利用してみたのですが、とにかくリサーチAI機能「Watson & Holmes(ワトソン&ホームズ)」に驚かされました。

    横断的に情報を収集し、実務的なアドバイスにまで踏み込んだ出力をAIが提示してくれる。その精度の高さは衝撃的でした。またHolmesの出力が依拠する文献をWatsonが示してくれるため、ほかの生成AIと比べて安心して利用できることも大きな魅力だと感じています。

    井山先生:私もWatson & Holmesの出力には、本当に驚きました。私自身、あのレベルの回答ができるようになるまでには、弁護士として1~2年の勤務経験が必要だったと思います。それをAIはものの数秒で答えを出してしまう。

    ここからAIを使い込み、プロンプトを工夫していけば、どれだけ業務の効率化につながるのだろうと、大きな期待感を抱いたことを覚えています。

    釋先生:私は以前から生成AIに興味があったのですが、守秘義務上の懸念や、ハルシネーションの問題から、実務への活用は難しいと感じていました。その点、Watson & Holmesは、質問内容が学習利用されることがないため、安心して利用できます。

    そして何よりも、AIが生成する出力にきちんと典拠を示してくれるため、実務でも安心して利用できるツールだと感じました。

    ――労働分野を専門とする貴所だからこそ、特に有用だと感じた機能はありますか?

    向井先生:判例連携機能ですね。というのも労働分野では、裁判例が非常に重要になります。しかし、判例データベースを使ったとしても、従来のキーワード検索だけでは本当に有用な裁判例に辿り着くまでに、相応の時間と労力を要していました。

    それがWatson & Holmesを使えば、実務的な質問を投げかけるだけで、必要とする裁判例をAIが瞬時に提示してくれます。こちらの意図もしっかりと理解した上で、私自身が予想していなかった有用な判例を探し出してくれることも少なくありません。しかも、同じブラウザ内でシームレスに原文を確認できる。まさに私が長年求めていたツールそのものでした。

    現在は主に、まずはWatson & Holmesで判例のあたりをつけて、より詳細な判例のリサーチが必要な場合のみ判例データベースを利用する、という流れになっています。

    リサーチにかかる時間が半減し、事務所全体の労働時間も減少

    ――Legalscapeの導入によって、業務にはどのような変化がありましたか?

    井山先生:あくまで体感ですが、リサーチにかかる時間は1/2程度になった印象です。かなりニッチな通達や裁判例でも、スピーディーに見つけられるようになりました。

    釋先生:特に効果を実感するのは、労務以外の分野のリサーチをするときですね。幅広い分野の文献が網羅的に収録されているので、事務所の書庫にはない書籍にもスムーズにアクセスできるようになりました。

    図書館や書店へ足を運ぶ回数が減り、それだけでもリサーチに割く時間は確実に短くなっています。

    向井先生:以前は若手の先生にリサーチ業務をお願いすることも多かったのですが、Legalscapeが導入されたことで、ほとんどのリサーチは自分だけで完結できるようになりました。

    結果として、若手の先生方の業務負荷も軽減できたと感じています。実際、当所では労働時間が減少傾向にありますが、そこにもLegalscapeが大きく寄与しているはずです。

    ――これまで特にLegalscapeが役立ったと感じるシーンはありますか?

    井山先生:直近だと、不動産分野の訴訟案件ですね。

    Watson & Holmesと壁打ちをするように相手方の主張を整理していたところ、3ラリーほどで、まさに求めていた反論の方向性を提示してくれたんです。その内容をブラッシュアップして書面に落とし込み裁判所へ提出したところ、裁判官がこちらに有利な心証を持ってくれました。

    AIとの対話を通じて自分の理解が深まったことが、より説得力のある書面作成につながったのだと実感しています。

    釋先生:私が印象に残っているのは、普段はほとんど取り扱わない廃掃法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)について相談を受けていたときのことです。どんな文献にあたればいいのかわからず、頭を悩ませていたのですが、Watson & Holmesに質問をしたら、読むべき書籍と該当箇所をピンポイントで示してくれました。非常に助かりましたね。

    向井先生:おふたりも仰るように、Legalscapeの導入によって、「労務以外の分野」にも安心して対応できる体制が整ってきています。それぞれ経験の浅い分野であっても、Legalscapeの支援があれば一定水準以上の成果を挙げられる。事務所全体として、大きな変化だと思います。

    顧客満足度が向上し、「お礼の言葉」をいただくことが増えた

    ――お客さまからの反応や満足度に変化はありましたか?

    向井先生:お客さまの満足度は、確実に向上しています。特に「緻密に検討してくださり、ありがとうございました」といったお礼の言葉をいただくことが、明らかに増えました。

    もちろん、これまでも「緻密な検討」は心がけていたつもりです。ただ、回答に落とし込む段階で「ここまで説明しなくてもわかるだろう」と、無意識に説明を省略してしまっていた部分があったのだと思います。

    けれどHolmesの出力を客観的に眺めていると、「なるほど、この点も説明しておいた方がいいかもしれない」と気づかされることが少なくありません。コピー&ペースト機能のおかげで、典拠を手間なく回答に添えられるようにもなりました。それが結果的に、お客さまの満足度の向上にもつながっているのではないでしょうか。

    ――ここまで伺ってきた点以外で、利便性を感じている機能やおすすめの使い方があれば教えてください。

    井山先生:私は「更問(さらとい)機能」です。関連する質問を次々にサジェストしてくれるので、それをクリックするだけで、どんどん理解を深めていくことができます。知見の浅い分野では、プロンプトも曖昧になりがちですが、この機能はそこを自然に補ってくれる印象です。

    釋先生:キーワード検索を利用して、さまざまな書籍を網羅的に調べたいときは、プレビュー機能も便利です。各書籍に該当キーワードがどれくらい含まれているかが直感的にわかるので、読むべき文献の優先順位をつけやすくなります。そういう使い勝手の良さも、Legalscapeの魅力です。

    井山先生:あとはやはり、判例連携機能ですね。

    たとえば、ある特定の発言が、名誉毀損や侮辱罪にあたるかを調べているとしましょう。従来のキーワード検索では、その発言自体をキーワードとして入力すると、まったく関係のない裁判例が大量にヒットしてしまっていました。

    けれどAIを活用すれば、「この発言が問題となった裁判例はあるか」と尋ねるだけで、適切な裁判例を提示してくれます。こうした「文脈を踏まえた判例検索」ができる点は、まさにAIならではの強みです。

    労働分野を取り扱う、すべての弁護士と社労士におすすめしたい

    ――今後、Legalscapeに期待することはありますか?

    向井先生:欲をいえばキリがありませんが、収録コンテンツのさらなる充実に期待しています。

    井山先生:Watson が提示してくれる通達やガイドラインについては、それが掲載されている各省庁のウェブサイトや、電子政府の総合窓口(e-Gov)のリンクを直接取得できるようになると嬉しいですね。そうなれば、社労士の先生方をはじめ、クライアントとの情報連携が、さらにスムーズになるはずです。

    釋先生:同じように、裁判所のウェブサイトで公開されている裁判例については、Legalscape上からも PDF などのかたちでダウンロードできるようになるとありがたいです。

    ――あらためて、労働分野を取り扱う弁護士や社労士の先生にとって、Legalscapeはどのようなツールになると感じていますか?

    向井先生:労働契約紛争や解雇にはじまり、各種のハラスメントなど、労働問題は今後ますます多様化していくはずです。それに対応していくために、あらゆる書籍を紙で揃えるというのは、現実的ではありません。

    少なくとも、私ならば間違いなく、判例連携機能をオプションで追加したLegalscapeを導入することを選びます。一人事務所や少人数の事務所では、とりわけその恩恵は大きいでしょう。労働分野を取り扱うすべての先生方に、ぜひおすすめしたいツールです。

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